有森也実いまそかり

2000年4月

（4/30）夕方散髪。2時間半もかけてじっくりと散髪を楽しむ。カリスマ理容師のオネエから、耳がきれいだから耳かきのしがいがないなあと残念がられる。いやだってそりゃ、昨夜ちゃんと自分で耳かきして鼻毛処理してきたもん。床屋さんには恥ずかしい穴を見られている弱みがあるから少しでもきれいにしとかないと。

（4/29）今日から9連休。初日は昨夜の酒が残っていて夕方まで寝ていた。もったいないなあ。

（4/27）阪神が遂に首位にたった。思えば80年の優勝のとき友人の父親が島根猛虎会会長ですごく怖かった。西武との日本シリーズを彼の家で観戦しているときに阪神のミスを指摘したら、中学生相手に怒鳴るくらいだった。それ以来トラキチの前では萎縮している。名古屋に来てからはドラキチのすさまじさにも萎縮している。名古屋の巨人ファンはドラが前夜勝ったかどうかがとっても気になる。名古屋に来て2年、ずいぶんドラゴンズに詳しくなったなあ。

(4/26)昨晩は競馬の飯田騎手とお話し、サインをいただいた。ところが昨晩飲んで帰ってどこかに忘れたらしく現在途方にくれている。店か、タクシーかどちらかだろう。ため息ばかり、反省。

(4/22)近所の飲み屋のママから夜に「歌いに来なさいよ」と呼び出し。暇だったのでのこのこ店に出向いた。そこで出会った年の近いワイルド系の男性とカラオケをいっぱい歌った。しばらくして他の客が某男性歌手の有名曲をリクエストした。彼は言った。「俺は○○の曲は歌わない。自分のポリシーだから」と煙草をふかしながら。自分もそうなんだと意気投合。知っていても歌わない曲ってある。自分以外にそういう人がいたのが嬉しかった。

(4/21)どうしよう連休。ぜんぜん予定がない。去年は10日前に台湾行きが決定したのだが、今年はほんとになんにもなさそう。連休中は世界中で大雨が降ればいいのに、などと思ったりする。心が狭い。

（4/18）仕事でシンガポール人団体の前で自己紹介をする羽目になった。日本語のつもりだったのに10分前に英語でやらねばならなくなり、慌てて人に訳してもらい事無きを得た。5センテンスくらいの簡単なものだったが英会話には人一倍コンプレックス（大学時代英検2級を2次で不合格）がある。あんたでも緊張することあるんだと様子を見ていた同僚からしつこく言われたが、相当蒼い顔をしていたのだろう。

（4/16）愛馬マックスが読売マイラーズカップ（G2）を優勝。クリスマスSは涙の勝利、今回は笑顔の勝利だった。今回は単勝８番人気で18倍、しかし高校からの友人流星さんから何気なく言われた「おまえにとってはいつも1番人気だろ」という言葉が嬉しかった。そして、今回お祝いメッセージをいただいたみなさんに心から感謝している。StarHillsを訪れてくれた方々には（馬券はともかく）これからも注目してやっていただきたい。

（4/14）明日阪神で出走の愛馬マックスは気がつけば30戦目。私は昨秋セントウルSから9戦、阪神・京都・小倉・中山・東京・中京と全て遠征し、横断幕をかけて応援してきた。高松宮記念の日に東京のマックス会員さんとお話したが、「小倉に横断幕が出てるのをテレビで見たときは感激しましたよ」と言われた。マックス優先主義、私の予定は彼次第、彼が走る限り私は遠征し続ける。もちろん明朝も始発の新幹線で遠征だ。

（4/12）つんく31歳、私29歳。彼の「芸能界」の捉え方、「歌謡曲」に対する考え方はとても私に近い、だから話を聞くと肯けることが多い。つんくは高校時代「とんねるずのオールナイトニッポン」の名物コーナー電報対決に投稿して採用されたという有名なエピソードがあり、中学時代その番組を聴いていた私にとってとても身近に感じる存在だ。30歳前後にもモーニング娘。のファンが多いのにはそんな背景もあると思う。

(4/9)今日は社員採用筆記試験の試験官。専門学校の教室を借りて実施したのだが、試験前は受験者の気迫にこっちが緊張してしまった。茶髪でダブルのスーツなんておまえ学生バイトかよ、といった厳しい視線にさらされながら、「いやあ私が受けた７年前はねえ」「しゃべりすぎですね。いやあ、こっちの間が持たないんですよ。この教室はあそこに監視カメラがあるんでしたね」、なんて話して少しだけ笑いがとれた。試験中はあまりやることがないので（カンニングするような奴は面接で落ちるだろう）教室をぶらぶらするしかなかったのだが、壁の時間割表が気になった。憲法、情報処理、などと並んで「近大民法」「近大経済論」などという授業がワープロで打たれていたが、「近代」じゃないんだろうか。近畿大学独自の民法とかあるんかい！、と思いながらも神妙な顔をして見回りを続けたのであった。

（4/7）フジ系『ものまね王座決定戦』。今回は途中から見たのだが、なかなかよかった。以前文句をつけたような古い歌が減り、最近の歌が（『ちょこっとLOVE』『本能』『カブト虫』『あなたのキスを数えましょう』など）かなり増えたのでよかったと思う。そして、審査員の木村氏と針氏がもっともな点数をつけていたために高得点が乱発されなかった。スダチtoカボス（逆だったか？）が優勝したが、比較的新顔がいきなりというのは今までもあったこと。営業でやりこんだ芸を全て投入してだから新鮮で完成されている。問題はネタを出し尽くした今後の新作にかかっている。布施辰徳（名前変えたっけ）の伸び悩みなんか見てると素人上がりは1度優勝してからが勝負だろう。個人的には田中真紀子が『LOVEマシーン』を歌ったのが一番楽しめた。森首相ネタまで盛り込んで最も新しかった。なんだかんだ言っていたが、新しい曲が一番だ。みんなまだ自分のものになっていなかったけど。（松居直美の浜崎あゆみなんて素人のカラオケレベルだったし）

（4/7）先日知人から言われた。「別にどれひとつとってもマニアなんて思わない。ネット上ではもっとマニアックな奴いっぱいいるもん。でも、ホームページ見ながら自分の近いところにこんな奴がいると思うと驚くよ。」なるほど、自分でもどのコンテンツをとっても全然マニアだなんて思っていない。普通の29歳独身サラリーマンの日常をこれからも綴っていこう。

（4/5）最後の1杯を飲んで致死量に達すると解かっていても、ついつい冷酒を頼んでしまう。飲み足りないと気が済まない。だいたい家に帰るころには酔いがまわってベッドにバタンキュー。ごそごそ起き出す午前2時、そんな状態で現在ホームページを更新中だ。

（4/4）いよいよ競馬はクラシックシーズン突入、今週の日曜は桜花賞だ。しかし今日上司から、早朝からの日曜出勤を命じられてしまった。考えようによっては休日出勤の手当がプラス、競馬の負けのマイナスもないので一石二鳥かもしれない。と思ったが前売りで買ってしまうのでプラスマイナスはゼロだろう。

(4/3)小渕首相が脳こうそく。昨晩から青木官房長官が記者会見しまくり。同郷だけにあの訛りが懐かしい。「まめにやっとらいがあのさんまでたおれらいへのお？」「そげだらか。」「こーからどげなーだーか。」「しゃんこたわかーせんわね。どげなとなーだーがね。」などという会話が故郷ではとびかっているかも。