有森也実いまそかり

　2001年7月

（7/31）忙しい職場で携帯電話は必携なようなので、今まで平日は部屋に置きっぱなしだったピッチを首から提げるようにした。これはモー娘の後藤真希ちゃんの真似で、ちょっと喜んでいた。しかし、まだ仕事してないのでこの2日間全くかかってこない。重いだけだし、これでは家族に無理やり持たされている徘徊老人状態だ。

（7/30）実質初出勤。夜は誘われるまま職場の4人で軽く食事。若い女性に年齢を尋ねると逆にいくつに見えるかといわれたので、「僕は手の甲を見れば女の子の年がだいたい分かります」と見せてもらう。そして、ずばり的中。すごーい、と驚かれ我ながらよく当たるとご満悦。するともうひとりのベテラン女性が、じゃあ私は分かる？と手を差し出すので、すみません「女の子」しかだめなんです、と答えてしまった。

(7/29)ついに東京に引っ越し。さあ運び入れ、と思ったら新しい部屋（29�u）の洗濯機スペースが全自動洗濯機しか置けないほど小さく、せっかく10年来大事に使ってきた二槽式が入らないことが判明。仕方なく近所のスーパーに買いに行った。うーん、強制切り替えだ。そして夜には3年ぶりに電源を入れた冷蔵庫でよく冷えたビールをぐびぐび、くはー、なんで今まで我慢してたんだろう。これからはこの一杯のために働くぞ。

（7/28）3年間住んだ名古屋の部屋から荷物の積み出し。もてなかった私だが最後は見送ってくれる女性がいた。鍵を締め、挨拶をする。名古屋に遊びに来たらまた寄ってくださいね、と温かい言葉をかけてくれた。ありがとう、大家のおばあさん。新築で入ったのに部屋の壁紙が画鋲の跡だらけでごめんなさい。

(7/26)東京の新居をたまたま近所に住んでいる後輩♂とともに下見する。会社が勝手に決めた部屋なのでどんなもんだか、と期待していなかった。駅から徒歩13分だが3階建てアパートは今年建ったばかりの新築で外観も名古屋のより立派。部屋に入ると洗面所が別で風呂も広い。便所は女性に優しいウォシュレット、収納スペースもまずまず、角部屋なので窓も２ヵ所、インターホンはモニターつき。けっこういい部屋だとはしゃぐ2人。「いたさん、これなら2人でも無理すれば住めるんじゃない」「そうだよなあ、うん、いいなあ」「え、誰かそういう人がいるの」。おまえ、このページを読んでるんだからそういうツッコミ入れるなよなあ。

（7/25）挨拶がてら新しい職場に顔を出す。ランチをご馳走になりながら軽く自己紹介。お酒は飲めるのかと問われ、好きだがそんなに量は飲めないと言っておいた。もう酒で失敗はしたくないと思ってのことだ。しかしたまたまその中のひとりと私の友人が知り合いで、その日の午後に大酒飲みだと吹聴してしまったらしい。おかげで初日から、キミは嘘つきなんだね、と言われるハメに。

(7/18)引越しのため、当分自宅パソコンからネットに繋ぐことができません。メールや掲示板チェックは他の手段で行いますが毎日はできないと思います。そのため、レス等が遅れることがありますがご了承ください。8月には再開する予定です。しばし更新できませんが、掲示板や「バナナの涙」でやりとりしましょう。

（7/14）参議院選挙、いつも通り不在者投票を早々済ませた。比例区は母親から高校の同級生を頼まれたので義理で決めた。愛知県選挙区はどうせ引っ越すので記憶に残る人に、ということで関口候補（日米のダービーを勝った名物オーナー）にしておいた。投票用紙には「関口フサ朗」と記入した。開票作業者にまでウケを狙ってしまう私。

(7/13)もうすぐ名古屋を離れるわけだが、身辺整理は進んでるのなんてカマかけられる。この3年間、とても清い生活をしてきた自信があるぞ、部屋は汚いが。

（7/12）おとといの話。24時間営業のファミレスで少し遅い夕食を男3人でとる。生ビールを頼んだらプレゼント期間中で携帯ストラップがもらえるという。初々しいウイエイトレスが「どちらがよろしいですか」とお盆に2種類載せてきた。どっちでもよかったので名札を見て、「○○さんなら彼氏にどっちをつけてほしい？」、と聞き返した。すると彼女はみるみる顔を紅潮させ、「え、あの、あ、」とどぎまぎしどろもどろ。かわいいなあ。その様子を見ていたマネージャーが奥からやってきて、「この子はまだ高校生ですから、あんまりそういうことは」と言う。2時間ほどだらだら飲み食い喋っていると、マネージャーがまたやってきた。食器を下げながら「何かご注文はございませんか」と言うので「え、ラストオーダーですか？」と真顔で尋ねてしまった。ラストオーダー、ないない。

(7/11)人生の転機はいろいろですが間違いなく今回私は一歩踏み出しました。今月をもって今の会社から別の会社に移ります。東京の会社なので月末に引っ越す予定です。未知の分野ですが、今自分がやりたいことをやっておかないと後悔すると思ってこういう選択を希望したわけですが、職場のみなさんからも温かく見送ってもらえそうです。当面は引継ぎ、送別会、引越しとばたばたしますし、来月も新しい職場に慣れるまでは何時に帰宅できるやら見当もつきません。もうすぐ31歳、仕事しなくちゃね、という心境です。かなり忙しいと聞いていますので今までのように毎晩ホームページを更新できるとは思えません。できる限りのペースで継続してまいりますが、そのあたりをご理解のうえ今後もよろしくお願いいたします。（面識があるみなさまへ、社名など伏せていますのでこの件に関する具体的な書きこみはご遠慮ください）

（7/10）昨日は同期4人集まって女性宅で飲み。鉄板焼きを楽しみ、奄美大島の黒糖焼酎を楽しみ、、、ああ、また記憶がとんだ。どうやって帰ったんだろう。今朝は会社からの電話で起こされる始末。結局二日酔いで休んだ。手と耳には切り傷があるし、部屋はめちゃくちゃだし、反省。「3時まで帰らなくて困った」と言われてしまった。また反省である。こんな状態でさっきまでずっと寝ていたのだが飲みのお誘いがかかったので、ちょっくら出かけてくる。20時4分記。

(7/7)今週は暑い日が続いた。出勤途中、職場のコが日傘をさしていたので、女はいいよなあと言った。すると、「あら、男の人もさしてもいいんじゃない」と適当に答えるので、「本当か？自分の彼氏が日傘さしててもいいのか、日傘で相合傘してもいいのか」と突っ込んでおいた。

(7/6)管理職が私の机に貼ってあるよっすぃ〜やあややの写真を見て「この娘は何歳なの」。「16と15です」「そんな子供高１や中３じゃないか」、「かわいくていいですよお」。すると呆れたように、「女子高生や女子中学生なんて珍しくもない、一緒に住んでるけど生意気なだけだぞ」とのお言葉。そっかあ、女子高生や女子中学生と住んでるんだよなあ。ああ、親戚以外の女子高生と喋ったのは何年前だろう。

（7/5）夜12時前に後輩♂がインターホンを鳴らす、こんな時間にどうしたんだ。同僚と飲んで帰ったが、カバンをお互い間違えて持ってきてしまって部屋の鍵や財布、携帯がない。そこで近所の私のところに電話を借りに来たというのだ。同僚と連絡をとって彼は無事帰っていった。「助かりました。こういうときは人のつながりですね」との言葉を残して。私が5月に高熱でうなされて助けを求めたとき、何を言っているのか聞き取れなくて電話を切ったキミからそんな言葉をいただけるとは嬉しいよ。

（7/5）女性との会話。「先週、栄できれいな女性といっしょに歩いてるとこ目撃しましたよ」。う、何曜日の女性だろう。「え、いつ？」「木曜の夜ですよ。中日新聞のところで楽しそうでしたねー。手を振ったのに気づかなかったでしょう。酔っ払ってたんじゃないですか？」。ああ、あの晩か。そう、酔っ払ってたよ、彼女のほうがね。

(7/4)3週間ほど黙っていたが、先日取材を受け、『週刊SPA！』7/11号の57ページに掲載された。楽しそうに仲間と飲んでいる写真。有名雑誌に写真が載るなんて嬉しいなあ。

（7/3）毎日これはこのコーナーに書こうと思う出来事が何かしらあるのだが、このところ帰宅してシャワーを浴びた後、うたたねをして忘れてしまう。思い出したら書くとしよう。