有森也実いまそかり

　2002年１月

(1/31)「ねえ、○○さんってどんな人だったっけ」「○○さん？ああ、ほらメガネかけて太っててさあ」「あの髪の長い人？」「そうそう、わりと背が高い」「声が低くてぼそぼそ喋る？」「それで話が長いんだよ」「ああ、あの人かあ」。そんな会話をよくするが、はたして自分はどんなふうに言われているんだろうか。

(1/30)深夜のテレフォンショッピング。パソコンを見て、「この性能で20万円を切るんですかあ、安い！！」とか言ってるが、いかにも相場を知らなさそうな若い女性タレントが驚いても逆に説得力がなくなると思う。

(1/29)ＮＧ,Ｏh！

(1/27)今年は毎日欠かさずアルコールを摂取しているが、ますます飲んでいる。先週は火曜焼酎、木曜は日本酒＆冷酒、金曜は赤ワインフルボトル１本、土曜紹興酒１本（４合）などなど。こんな私だが今日はかなり疲れているのでビールとジンだけにしておいた。

(1/27)今日お台場のパレットタウンに行ったらＴＶチャンピオンの収録をしていて、中村ゆうじがリポーターでいた。それだけだったね、今日のデート？の収穫は、うん。

(1/23)オーストラリアからの輸入牛肉を国産に偽装した雪印。明日からはヨーグルトや牛乳を森永や明治に偽装して出荷するしかない。

(1/22)立教大学野球部３年の上重投手（ＰＬ学園）が日テレのアナウンサーに内定だそうだ。私の時代なんて３年の１月には資料請求のハガキを送ってたくらいだったなあ（99/7/24の当欄参照）。そのことよりも彼の学部がコミュニティ福祉学部コミュニティ福祉学科ということにびっくり。いつのまにそんな学部ができたんだ。履歴書を書くときや自己紹介するときに長すぎると思う。一生ついてまわるものだし。

(1/21)夕食を混雑した定食屋でひとり食べる。最後の一口を食べようとしていた私の耳に入口から店員の声。「もうすぐお席のほう、ご用意できますので」。ごゆっくりどうぞ、って言ったくせに。

(1/20)司法試験の合格者が来年だか再来年だかに大幅に増えるのを見越して、法学部の人気が急上昇しているという。特に中堅大学の志願者の伸びが大きいとか。いまどきの受験生はしっかりしてるなあ。私は法学部だったが、文系のなかでは響きがカッコ良さそう、くらいのノリだった。在学中はテストになると自分で勉強する代わりに六法の本に暗記させたりしたものだ。同級生のなかに弁護士も有名企業のエリートもいればいまだに司法浪人やってるプー太郎やこうしてモー娘バカもいる。法学部、在学中に勉強する奴としない奴の差が一番激しい学部ではないだろうか。とりあえず合コンの自己紹介で、わーって言ってもらえる確率が高かったぞ。ガンバレ、受験生！

(1/19)昨夜は居酒屋で男ふたりで飲んだ。店内は混んでいて入口脇のカウンターに案内され、ビールや日本酒を楽しくやった。心の居酒屋「北の家族」、時事ネタには反応しないとね。

(1/18)宴会で初顔のＧＵＲＩさん（ラフィアンつながり）に、誰に似ていると言われるか訊いたときの答えが、池袋通り魔殺人の男。今日の公判で久々にその話を思い出した。で、法廷内のスケッチってなんでいつもぼわーっとしたかんじなんだろう。リアルな似顔絵で描いてもらいたい。あるいは思いきりデフォルメするとかね。さらには被告のポーズに注文をつける画家なんかもおもしろそう。そして、被告自身に画風を選択できたりしてね。

(1/17)同期５人で焼肉ランチ。話題はその場にいない同期♂から来た年賀状。昨秋初めての子供が生まれたのでその写真だったそうなのだが、みな口々に、「もう少しいい写真を使ったほうが」「なんで猿みたいな顔のを」「っていうか・・・」と言い合う。その年賀状をただひとり見ていない私が「それって、かわいくなかったってことなの」と尋ねるとみんな顔を見合わせて、「いや、そういうわけじゃないけど」。独身者の集まりなんてこんなもんか。

(1/16)ホームホーマーホーメスト、私もホーメストで建てましたと宣伝していた竹下景子の心境やいかに。

(1/14)成人の日の今日も仕事で都内某所に出勤。休憩中に「青春メッセージ」を見ていると農業高校の３年生が都会と違って何もないけど嫁に来てくれと叫んでいた。「都会だって結婚できない３１歳男がここにいるんだよなあ」とその場にいた初顔の女性数人の気をひこうとするも、「３１なんてまだまだよねえ」と声を揃えて返され撃沈。え、独身って聞いてたのにみんな年上だったのか・・・。

(1/14)お年玉つき年賀ハガキ、今年は書き損じが２枚、いただいたものが４枚当たった。その４人をご紹介しよう。まず、愛知県のAちゃんはきれいな奥さんと楽しそうな写真で「新しい土地はいかがですか」。がんばってるぜ。次は同じく愛知県のＴさん、昨年まで家族写真だったのに急にお馬の親子のイラストになって「なにごともウマくいきますように！」。何事も、ではないがそこそこやっていると伝えたい。そして時々ＳｔａｒＨｉｌｌｓを見てくれているという東海地方のＩ．Ｍちゃんからのもの。このコ昨年泣かしちゃったんだよなあ。「東京に行っても相変わらずモー娘。一色ですね。今年は幸せになって下さい」だって。文脈からしてどうなんだ。最後に東京のＭ氏、「酒量はほどほどにしましょう」と言うのだが、それはカラオケボックスでじゃれながら彼女を殴打するほど飲むのは止めよう、ということなんだろうか。了解である。今夏かもめ〜るでこのコーナーに載るのはあなたかもしれない。

(1/11)ダイエー再建策としてグループの精神的支柱であり、膨大な債務がたいして減るわけでもないホークス売却を主力４銀行が求めているという。このことについて知人のエコノミストがワイドショーで、日産だって一等地の本社ビルを売却してやる気を見せたんだからホークスも売ってしまえ、という発言をしていた。難しいことはよく分からないが、彼が主力銀行系の人だからまあ仕方ない。私はチープで独自のセンスなスーパーのダイエーが本当に好きで、東京に来てからも仕方なく行っているイトーヨーカドーでダイエーＯＭＣカードを使って買い物しているくらいだ。それはそうと、ホークスが切り離されたら、引退後はローソンの店長にしてやるとかスーパーで雇ってやるから入団してくれ、という口説き文句がなくなるよなあ。

(1/11)モー娘の『ザ☆ピ〜ス！』に「英会話スクール　入ったきり行けてないね」ってフレーズがある。1/7登場のＳさんは24時間のうち19時間は会社にいるほど忙しいそうでこう言った。「料理教室　入ったけど1回しか行けなくて、アジを１匹開いただけで終わったわ」。

(1/10)残業を終え、終電で帰宅した。うがいしよう、ん？水が出ない。洗面所だけでなくどこの蛇口からも水が出ない。シャワーも出ない、大便も流れない。今朝は出たのになぜだ。水道局に電話してもテープ対応。結局１時間ほどして急に出るようになって事無きを得たのだがえらく疲れた夜だった。

(1/8)愛馬マイネルマックスが遂に引退、種牡馬になるという。彼とのつきあいはもう6年以上になるがまさか繁殖生活を先に越されるとは思わなかった。などと茶化すのが今の私に言える精一杯。彼への思いは気持ちが落ち着いてから書きたいと思う。

(1/7)大学4年の夏からいいなあと思っているＳさん（偶像崇拝みたいなものだが）から、このページのアドレスを携帯に入れたということを聞かされた。そんな彼女にさえも、モー娘だあややだとへらへらしている自分がとても情けない。

(1/7)さあ、今日から仕事だ。いつもより早く入って張り切ろうといつもより５０分も前に家を出た。駅前の立ち喰いそばで朝食をとり、改札を抜けると急に便意を催す。そのまま電車に乗り、新聞を読む。乗換駅では小康状態、いけるとこまでいこう。山手線外回りの先頭車両でウォークマンを鳴らしながら新聞を読む。おなかとケツに力を入れながら読み進む。テレビ欄から読んでいき、いつもなら降車する渋谷のあたりで３面あたりになるのだが今日は２面までいっている、と思ったら車内アナウンスが次は代々木と言うではないか。２つも行き過ぎてしまった。おなかの緊張感が増すなかで、いまこの車両が故障で停車したら確実に実が出ると思いながら放屁しつつ降り返し渋谷へ。ホームに着くとなんとか歩けたので会社まで頑張ろうと思う。スクランブル交叉点を抜け、脂汗を流しながら歩く。１５分ほど歩けば会社だ。しかしすでに限界ぎりぎり、スーハー呼吸しながら会社のすぐ手前にあるビルの便所に駆け込んだ。なんとか事無きを得たのだが、新年最初の出勤にえらくエネルギーを使ってしまった。そして、一仕事終えたような気でいつもの時間に会社に辿り着いたのだった。

(1/6)6連休の最終日、明日から仕事。なぜ連休前にやろうとしていたことの大半は履行されぬまま次の休みへ持ち越されるのだろう。

(1/5)昨年末の話。真っ暗な帰路、前を職場のバイト女性２人が歩いていたので背後まで近づいてしばらく話を聞いていた。職場の話になり、私のことに。「プッチモニでもミニモニでもどっちでもいいじゃないねえ」と言うので、「プッチモニに決まってるだろう」と怒って声をかけた。キャーと悲鳴をあげたふたりは軽く謝っていたが、自分が職場でどう思われているかが判ってしまいたいへんショックだった。知らないほうがいいこともある。

(1/4)謹賀新年。今日までに61枚の年賀状（企業関係を除く）が届いた。一時期多かった私達結婚しましたハガキが2通となり、代わって増えたのが子供の写真で今年は12枚。子供だけのものや親子のものなど微笑ましいのだが焦燥感よりも嘆息してしまう。ウマ年と関係ない競馬写真は5枚。そして、今年は幸せになってください、という一言が添えられているものも多々あって、彼女がいないとか遂に30歳独身とかお見合い結婚希望とか毎年の年賀状に書くと心配かけるから書くもんじゃないと反省。今年の分も仕事が恋人なんて書いてしまったのだが、ま、今年もよろしくどうぞ！