有森也実いまそかり2004年8月
(8/30)私の34回目の誕生日。前夜、ショートケーキを買って食べたのだが週末にもまたケーキを買おうという。「もう誕生日祝いは済んだじゃないか」というと「あれは33歳最後の日の記念だったのよ。34歳になってからもちゃんとお祝いしなくちゃね」。嫁さんが私の誕生日をダシにケーキを食べたいのは見え見えである。 (8/29)オリンピックが終わった。最後の最後に室伏が繰り上がって日本16個めの金メダル。プレクラスニーを思い出したのは私だけだろうか。 (8/29)床屋でドーピングの話。私はクスリやろうが審判を買収するわけではないのだから解禁すればいいというドーピング容認派。クスリを使ったら人間はどれだけ速く走れるのか、どれだけ重いものを持ち上げられるのか見てみたいくらい。同年代の床屋さんは、「金メダルが獲れるクスリがマツモトキヨシなんかに売ってれば私でも買いたくなりますねえ」と調子を合わせてくれた。ポイント貯まりそう。 (8/28)近所の松屋で豚めしと生玉子を頼む。しばらく食べていると中から異物が。若い男性バイトを呼び、「こんなものが入っていたんだけど」と渡す。「すみません。作り直しましょうか。」「いいえ、けっこうです」。半分食べていたし、そんなに時間もなかった。私はこれみよがしに壁にあったお客様相談室行きのハガキを手にとった。 (8/26)先日も言った通り、金メダル(金メダリスト)の価値が暴落している。内閣は国民栄誉賞を誰にも与えない方針らしい。国民的人気と偉業達成の観点から、谷亮子、野村忠宏、北島康介の3人ならば過去の山下泰裕と高橋尚子に遜色ないし、授与してもいいと私は思っていた。しかし、それは金メダルの稀少価値が前提であって、他にも同じメダルを獲得した選手が10人以上いては公平性を欠くととられかねないのだろう。また、今後ますます企業スポーツ部が衰退すると感じた。自らが部をもつもではなく、選手へのスポンサーとしてのほうが投資として旨味があることが証明されたからだ。今回のアテネで、自前で野球部やバレー部をもつよりも、一握りのメダルが狙えるトップ選手に出資したほうが五輪で活躍する確率も高く、効率もいいことが如実に表れた。トップ選手の実質プロ化にも拍車がかかるだろう。考えれば考えるほど、ますます団体球技は弱くなっていく気がする。 (8/25)先日深夜、ヤフーのトップページのトピックスに自分のことが掲載されているのを発見し驚きを隠せなかった。とある新聞からの取材に答えた記事にリンクがはられていたのだが、翌日は社内でもヤフーのトップに出てたねえ、などと多くの人から声をかけられてかなり照れた。ヤフーのトップってのはかなりの高視聴率だと実感した。 (8/22)テレビを見ていると銀メダルを獲得した自転車のニュースで過去のメダルの話になり、アトランタ銅メダリストの十文字貴信選手の名前が出た。それを伝えるスタジオにはバルセロナ金メダリスト吉田秀彦がいた。そして改めてYAWARAちゃんの息の長さを感じた。 (8/21)この五輪で新たに誕生した金メダリストは前半終了時点だけで、内柴・鈴木・谷本・上野・阿武・塚田・北島・柴田・米田・水鳥・中野・鹿島・冨田・塚原の14人。日本の活躍は嬉しい限りなのだが、私は芸能・放送業界でのメダリストの価値が暴落すると思っている。森末慎二や岩崎恭子あたりの出番は今後グッと減るのではないか。さらに言えば、池谷幸雄や田島寧子などはかなり苦しくなるのではないか。いずれにせよ、メダリストのありがたみが薄れるのは間違いない。 (8/20)五輪トトは早くも全問正解者ゼロが確定。みんな男子サッカーに期待しすぎてたし、日本選手団がこんなに金をとると思ってなかった証拠。競泳と柔道は本当にすごい活躍で毎晩寝不足が続いている。 (8/13)アテネ五輪開幕。大相撲が種目にあれば日本よりもモンゴルが優勝しそう。 (8/11)昨夜の食卓に刺身が並ぶ。「近江産なんだって」と嫁さんが言う。は?なんで琵琶湖の魚が東京に来るんだ?どうやら近海産という表示を思いこんでいたらしい。 (8/9)マタニティスイミングに通う嫁さんとの会話。「今日はいつもより人数が少なかったのよね」「へえ、みんな生理で見学してたの」「そんなわけないでしょ!」 (8/8)アテネ五輪が近くなり、10年前の卒業旅行のビデオを久々に見た。ゼミ仲間3人でイタリア・ギリシャ・トルコと周ったのでギリシャがどんなふうだったか見たくなったのだ。古代オリンピアなどが映し出され、嫁さんに得意げに説明などして午前中は思いきり浸った。そして、夜になり携帯が鳴った。なんと一緒に旅行したHからでびっくり。なんでも11月に結婚が決まったそうで連絡してきたのだった。今年初めての電話がビデオで懐かしんだ今夜だなんて。こういうことってあるんだなあ。H、おめでとう。 (8/7)中学生の頃、従妹と「思い出のメロディー」を見ながら話した。大人たちはナツメロを楽しんでるけど、自分たちが大きくなってから年をとったマッチやトシちゃんを見たくないものだね、と。あれから20年たった今夜、太った嶋大輔の『男の勲章』に感激しながら思う。初期「レッツゴーヤング」まで出場してきたのだから、もう少しすれば82年組も出てくるはず。やはり見たい、自分が口ずさんだ、振りつけを真似したあのアイドルを。 (8/5)このところ酒を控えているのに増量中。2か月で3キロは増えた。そんな私が好きな言葉は、食べ放題、おかわり自由、大盛り同額、半ライスサービス、セットでお得・・・。 (8/4)結婚以来、テレビのナイター中継を強制的に見せられている私の嫁さん。巨人戦でピッチャーが岡島に交代すると「あ、この人また出てきたよ」。その人はあまり出てこないほうがいいんだよなあ。 (8/3)幅広さを表す「AからBまで」という表現のAとBは極端に違うイメージのものがいい。今日の毎日新聞では、あるコンビニには130種類もの多種多様な雑誌が並ぶということを表現するために、「育児雑誌から競馬雑誌まで」としていた。私はこのごろどちらも手に取っているのだが。 (8/3)7月の検索単語。ヌード123、瀬能あづさ59、有森也実45、いとうまい子45、日本リビングクリエイト33、バナナの涙24、モーニング娘19、三浦理恵子17、画像17、献血17という結果だった。7月は週刊誌上で嘘「ヌード」を披露した瀬能あづさが多く検索されたようだ。「日本リビングクリエイト」で来た方は2002年4月のページをご覧あれ。 (8/2)昨夜でモー娘から辻&加護が卒業したという記事が各紙に載っていた。サンスポ.comがまたもケアレスミスをしていたのでメールで指摘した。するとしばらくして、ミスを認めて修正をした旨の返信が届いた。なぜ紙面と同じ内容なのに数字が1箇所だけ転記ミスするのか分からないが、きちんとした対応だったので気持ちよかった。おはようサンスポ。 (8/1)一昨日の「朝まで生テレビ」はプロ野球の合併・1リーグ問題についてだった。古田が出席したこともあり、録画放送だった。思っていた以上にいい内容だったが、ヨネスケはいただけなかった。あれなら新橋でインタビューされるくたびれたサラリーマンと同じレベルだ。「FA制度ができてセリーグからパリーグへ行った選手はいない」などと発言して即座に他の出席者から突っ込まれていた。それはそうと、やはりあの番組は生放送に限る。全員眠くならずに最後までテンションが落ちず、そろそろお開きにしましょうモードにならないのは見ていて疲れる。 |