2002年プロ野球順位予想

セリーグ
優勝　巨人
贔屓チームというのさておき、この打線は12球団随一だと思う。投手陣は工藤が8勝して、岡島と條辺が昨年以上の働きをすれば防御率4点台でも勝てる。松井は本塁打王、ヨシノブは首位打者、清原は打点王。一線級投手には手も足も出なくても、二線級をボコボコにする。よって3連戦は2勝1敗ペース。心配ない、必ず最後に愛は勝つ！じゃなきゃハラ立つ！

２位　広島
そろそろと思っていたが、今年は故障がちだったベテランも揃って開幕一軍。ならば上位のチャンスは今年しかない。リードに恵まれないため、一本調子の感は否めないが、若い投手陣は年間通して活躍できれば相当の勝ち星が見こめる。ただ、赤ヘルにしては珍しく守備が不安。東出の守備をもって鍛えなければ優勝はないだろう。

３位　ヤクルト
前年優勝とはいえ、私はフロック視。エース石井が抜けたことで優勝はなくなった。打線は総合力は上位だが、大砲がペタだけではどうだろうか。古田は給料心配しなくてもいいし、やる気あるのかなあ。

４位　阪神
オープン戦の好調はまぐれではない。年間通して活躍できるかはともかく、高校野球21世紀枠の勢いで球宴前までは上位をにぎわせるかも。投打とも昨年より下がる要因はないのだから、新戦力に期待した。

５位　横浜
森監督のチームという印象が2年目を迎えてまだ感じられないということは、選手の意識が一つにまとまっていないということ。捕手も流出し、昨年からプラス材料があまりない。開幕前に元気が感じられず、この評価。

６位　中日
先発投手がいない。野口が開幕前に故障して、決定的になった。打線も全く迫力に欠く。山田監督が合うのかどうかも疑わしい。よほど投打に新星が現れない限りはＡクラスは厳しいのではないか。


パリーグ
優勝　ダイエー
投打のバランスがとれていて、監督が自信をもって采配して、地元から熱烈支持を受けている。ファンでなくても優勝候補だろう。投手陣は層が厚くなり、多少の不調や故障があっても代わりがいる。新人も杉内がよさそうだし、昨年の逆指名組も今年は給料分の働きがあるだろう。打線は主軸が固定され、そのほかが激しい定位置争い。あとはペドラザが心配なだけ。

２位　西武　
個人的に好きな松坂には今年も最多勝を期待する。投手陣は今年も気迫で投げると思うが、打線がどうもちぐはぐなかんじ。狙いが定まっているは全か無かのカブレラだけで、あとは虻蜂取らず。監督も参謀タイプなだけに仰木のようになれるか不安。総合力で2位。

３位　日本ハム
昨年は投手が悪すぎた。今年は普通にやれば3位くらいはあるだろう。片岡なんて故障持ちだし、あとは若いのが台頭すればおもしろいと思う。

４位　近鉄
昨年は出来すぎだと誰もが感じているところ。投手が手薄なのに打線を強化するのはファミコンみたいでおもしろい。こうなたらとことんつきつめてほしいが、さすがに連覇はないだろう。

５位　ロッテ
投打ともに線が細い。エース黒木が開幕一軍でない時点でＡクラスは消えた。ファンはいくら負けてもついてくる。監督は今年ダメでも解雇はないだろう。ぬるい球団だ。

６位　オリックス　
石毛がどうこうより、このチームはいったん落ちてから這いあがるようなシステムになっているのではないか。ＦＡやトレードで引き留めないのだから流出するのは当然。そこからサーパスを鍛えて、また上がるのだろう。谷だけでどれだけ点が取れるというのか。