安田記念

隣りのマイルは驚くほど青く見える

◎グラスワンダー

○キングヘイロー

△ツクバシンフォニー

△アグネスワールド

△タイキブライドル

△オリエンタルエクスプレス

　＜本紙の見解＞

フェブラリーＳで毎年芝の実績馬が冬場の一稼ぎを狙って出走すると「ダート実績がない馬が賞金が足りているだけで出走できるのはおかしい」などと言う人がいるが、層の薄そうなところに転進するのは当たり前のことだ。ここ３年ほどシャトルが頭抜けてはいたが短距離戦線のレベルが下がってきていると私は感じており、今年の主役は昨年マイル路線ではなかった5歳勢だろう。府中のセンロクはそれ以上の距離で活躍していなければ克服が困難であるという前提で考えたい。

私は関西ブックで予想するのだがこの新聞は１番人気馬に◎印が集中する。今回もグラスワンダーに１５人全員がきれいに並べている。穴担当がいないからだろうが、ひねった予想は中京スポーツや関西スポニチで補完しているので自分には問題ない。2500、1400連勝の地力があり、脚質も有利な大本命に私も素直に◎を打つ。

対抗は○キングヘイロー。クラシック戦線でもまれ、中山記念圧勝の後はこの馬で安田記念は決まり、とさえ思った馬。グラスより少し前の位置どりで目標になる不利はあるがあっさり勝っても不思議はない。

上記2頭からは地力が劣るがマイル以上の実績と脚質を考慮し、タイキとツクバ。また久々にマイルを走るアグネス幸四郎の大胆騎乗に一角崩しを期待。

　馬７−１０＊４、７−１４＊１

振り返り

エアジハードかあ。エビショーかあ。ユタカオーかあ。一時期ユタカオー産駒は坂を苦手とする軽快なスピード馬が多かったので軽視して良かったが見方をいまさらではあるが改めなくては。追うものの強みが出たとはいえ強かったなあ。内国産が勝ったことは嬉しいけど私の財布はすっからかんだよ。