有森也実いまそかり2000年3月 （3/31）お見合いすることになりました、って明日誰かに言おうと思っても休みじゃないか。土日のエイプリルフールはおもしろくない。 (3/31)有珠山が22年ぶりに噴火した。私は96年夏に洞爺湖観光したこともあり、現地の様子が気になる。道路も通行止めのようだ。近くにメジロ牧場があり、日高からの競走馬の輸送もたいへんだろう。また、鉄道も長万部から札幌までは小樽まわりのようで、かなり不便だと思う。それと洞爺湖の真中の島にいた鹿は大丈夫だろうか。「野生の鹿」って柵の前に看板があって鹿せんべいを売っていたのだが、それは野生とは呼ばない。 (3/31)先月田舎の父がパソコンを買った。ワープロもろくに打てない自分の親が買うくらいだから日本の高度情報化も進んだものだと思う。2ヶ月ほどたつが、インターネットでメールを送ることが満足にできず、先日も夜の11時すぎに電話をして質問してきた。ずいぶん弱っているようだ。過去にも高いワープロを2台も無駄にしたことがあるだけに本人は必死なのだが、疲れて帰ってきた息子にとっては迷惑このうえない。 （3/30）明日プロ野球セリーグが開幕。金で優勝が買えることを証明すれば、他の球団も金がないから優勝できませんでした、と言える。がんばれジャイアンツ。ホークスは、うーん先発投手が故障しているわけでもないのに2年前の実力に戻ってしまった。こうなったら8対７で勝つ野球を見せてほしい。あてずっぽの順位予想など。 セリーグ （3/30）1999年度が終わり、2000年度が始まろうとしている。気持ちを新たに何事にもがんばろう。大学時代、春になると「今年は真面目に勉強するぞ」と難しい科目を選び、連休明けには授業に出なくなり、試験のときに苦しむはめに。４月病と私は呼んでいた。 （3/29）タクシーの運転手さんは鹿児島市出身だった。数年前佐多岬に行ったこととか昨年天文館に行ったこととかいろんなことを話した。かなり詳しい話に彼はずいぶん喜んでいた。全国を旅行をしているとたいがいの人とは出身地のお話ができる。ただし鉄道が通っているところが中心だが。 （3/25）何を隠そう犬が苦手だ。干支はイヌだが大小種類を問わず苦手だ。噛まれたことがあるわけではないのだが、小さい頃から怖くてしかたない。人の家に行くと必ず吠えられたし、道端でしょぼくれていたのが急に駈け寄って来ることもある。大型犬などは目を合わすと殺されるかもしれないので怯えすくんでしまう。先日歩道橋を渡っていると、飼い主と散歩する大型犬が向こうからやってきた。1対１である。階段を上りきっていたから後戻りはできない。えい、ままよ、自分は都会のどこにでもいるサラリーマン、空気みたいなもんだから興味を示さないでくれと願いつつすれ違う。・・・やはり吠えられた。なきたいのはこっちだ。(『めぞん一刻』の三鷹コーチみたいだ） （3/20）30年前の大阪万博で埋められたタイムカプセル開封のニュース。それで思い出したのだが15年前のつくば万博のとき、万博内郵便局が2000年になったら手紙を届けるという企画があり、当時中３の私は何通か手紙を書いた。自分、両親、学校の先生、友達、そしてそのときお互いに想っていながら口喧嘩ばかりしていた女子。その手紙の中で「本当は君のことが好きなんだ」と素直に告白している。結局その手紙を出したすぐ後につきあったのだが、15年前の私から告白されて彼女はどんな顔をするだろう。一昨年結婚しているから旦那さんと笑いころげるかな。昭和60年、未来の自分に限りない可能性を夢見てチェッカーズを歌っていたころの話だ。 (3/17)ケツにおできができて座っていられなかった。終日ほとんどデスクワークのくせに立ってパソコンに向かっていたぞ。 （3/15）銀行から定期預金満期の通知ハガキが届いた。昨年預けた3万円に1年間で税引き後37円の利息がつくという。そんなこと知らせなくてもいいからハガキ代50円を利息にしてくれたほうがなんぼかありがたい。 （3/15）「だんご三兄弟」の茂森あゆみお姉さんが慶大出のフジテレビディレクター（29）と交際宣言。クボジュンも慶大出の広告代理店マン（29）と結婚。変なライバル心出して、慶大出29歳の男で変に焦ってる奴がいると思うなあ。 (3/15)緒形拳と松嶋菜々子のJRAのコマーシャル「好きな人ができたら競馬に誘ってみてはどうですか」ってやつ。それを実行してプロポーズした女性に逃げられた男を知っている。「私を楽しむ（それが競馬）」って自分でいってるんだから他の人を巻き込んではいけないよ。 （3/12）先週は16戦全敗。リベンジを期してひとり競馬場へ。結果は2勝14敗。津波のような侘しさだ。心身ともに疲れ果て、電車でぐったり。2週連続で下車駅を乗り過ごしてしまった。競馬はストレス解消法なんて会社で言っているのだが、当たらないと余計にストレスがたまるんだよなあ。仕事で発散させるとするか、ん？ （3/11）部屋の電話が鳴った。「ヘアサロンの宣伝をしているんですが、奥様はいらっしゃいますか」「いいえ」「あの、おひとりですか」「はあ」「すみませんでした」。あんまり電話番号は知られていないはずだが・・・ん？ピンときた。先月新聞の懸賞特集で手当たり次第にハガキを書いたときに化粧品とかシャンプーもあったような。 (3/8)春はお別れの季節です、みんな旅立っていくんです。卒業シーズンの弥生、私は毎年出会いのことを思い出す。あのとき彼女に出会わなければ今の私はない。『明日へ』（唄：広末涼子）という曲を聴きながらそんなことを考えたりする。 （3/7）センバツ高校野球代表に選出されている福井県の高校が野球部員の飲酒無免許運転が発覚した。すぐに出場辞退するかと思ったが扱いを高野連に一任した。結果的に今日辞退することを決めたが、なかなか興味深い対応だったと思う。近畿地方から野球留学することで一躍強豪となった学校だったので学校経営に関わる一大事であり、不祥事ならば出場辞退するという不文律に最後まで抵抗したわけだ。この駆け引きは今後絶対に問題になると思う。私は結果がどうであれ理屈が通るのでいいと考えていたのだが、団体競技のメンバーによる不祥事辞退は日本人的だなあ、と感じる。 （3/7）会社の人と夕食。レジで君は1000円でいいよ、と言われたので商品券を1000円分出したら、それはちょっとと笑われた。で、図書券を出したらいいかげんにしろと怒られた。 （3/5）待ちに待った中京開催。重賞があるので友人と朝早くから出かけた。競馬場で買えるレースは16レースあるのだがなんと全敗。帰るときには所持金が1000円なかった。なんともみじめな気持ちで日が沈むのを眺めた。 （3/3）愛馬が出走する週は馬柄のネクタイをする。今日はパッと見それと分からない柄だったので、今週は出ないの？と３人から尋ねられた。よーく見てください、と言うと相手は納得。フェラガモだよーん、自分で買ったもんだけど。 （3/2）新潟県警本部長のマージャンでは図書券で勝負を精算していたらしい（みんな疑っているが、仮にも警察の上の人間だから案外本当だと思っている）。私は学生時代からマージャンをやっているが、負けたときに図書券で払うと言って認めてくれたのは過去に1人だけだ。そういう意味で彼らは一般常識からかけ離れているぞ、国民が怒るのも当然だ。ちなみにテレカは誰も認めてくれなかったぞ。 (3/1)『ひなまつり』の節でどうぞ。「♪灯りを点けましょ爆弾にー、お花をあげましょ毒の花。5人ギャングに襲われてー、今日は悲しいお葬式。」昭和50年当時広島市郊外のこどもが歌っていた。他の地方はどんなかんじだったろうか。 |