有森也実いまそかり

2000年12月

(12/29)ミレニアム2000年、そして20世紀ももうすぐ終わり。ラフィアン会員、騎手ゲーム参加者、この日記コーナーの愛読者などなど1年通して多くのネット仲間ができた。帰宅して真っ先にパソコンの電源をオンにし、あれこれ出来事を綴ることが日課になった。ネットのうえでのつながりはあくまで脆弱で、つながっているという意識さえ稀薄なもの。しかし、中には直接会ったり、真面目なことをメールでやりとりすることで妙な連帯感が芽生えることもある。とりたてて自慢するコンテンツもない、しがない個人ページではあるがこのところ日に100件近いアクセスをいただいている。いったいどんな方がいらしているのか分からないが、固定客になってくださっている方も多いようでたいへん嬉しく思う。ホームページ、特にこのコーナーを更新する動機は、日々淡々と過ぎていく小市民たる自分の生活をネットで公開することで私という人間が確かに今存在していることを誰かに知っていて欲しい、ということである。仕事が忙しくなるか彼女ができてデートに時間をとられるようにならない限りはこまめに更新をしていきたい。みなさん、よい世紀を、そしてStarHillsを来年もよろしくどうぞ。

(12/27)一番えらい人の部屋に呼ばれ、インターネットでニュースを見たいと言われたので緊張しながらパソコンの設定をしていた。部屋に2人きり。「最近の若いのは新聞も読まないらしいな。新人歓迎会で新聞とってるか尋ねたら半分くらい読んでなかったぞ。まったくなあ」「ははは、そうですかあ」、と受け笑いしながらこっちに振られるんじゃないかとびくびくした。宅配でスポニチのみ週末は中京スポーツも、とは言えんだろ。ましてや、新聞はブックに限ります、などとは。(←最後のとこ、競馬やる人に意味を聞いてちょ)

（12/25）皮膚科に行き、10年来悩まされている足裏のイボの切除をした。何度か治療しているのだがウイルス性ですぐに他の場所に転移し、まともに歩ける状態になったことがない。まず、ベッドにうつ伏せの私の足裏に麻酔注射をするのだがこれが声が出るほど痛い。何箇所か針を射され、う、うお、ああ、などと苦悶のうめきをあげていたら3度目から女医と助手が笑い出した。「ははは、ごめんねえ、痛いんだろうけどおかしいわ、はっはっは」勿論笑いながら針は射しているのだ。次の患者がカーテン1枚向こうにいるし、公開拷問を受けている心境だった。おお、ジーザス！

（12/24）日曜のクリスマスイヴは10時起床。通勤途上のチェーンのラーメン屋で台湾チャーシューメンを食べ、明日は休暇を入れたため会社で簡単な残務整理。1時過ぎ、半年ぶりにレンタルでCDを借り、ココイチで牛もつカレー。自分は甘ちゃんだからダメなんだという思いをこめて初めて甘口を食べた。帰宅後は洗濯しながらテレビで競馬観戦。有馬記念など、全敗。今夜の予定は年賀状宛名書きと明石家サンタを見ることか。21世紀へのカウントダウンもラストウィークを残すのみ。やけくそで詳細な日記を書いてみたが、来年は誰かと思いきりあははと笑って読み返していたいものだ。（午後5時45分記）

(12/21)会議や打ち合せの手慰み。ボールペンをカチカチ、シャーペン回し、資料の余白に落書、○などの文字の囲まれた部分を塗る、もらった名刺を触る、シールをはがす、腕時計の金具をカチカチ、枝毛をさがす、はし袋やストロー袋を折りたたむ、などなど。あなたの周りにはどんな人がいるだろうか。もちろんこのネタは会議中にメモしていたものだ。

（12/20）中央競馬の総決算有馬記念が今年はクリスマスイヴにある。95年もそうだった。そのときの私の状況が文章で残っていたので恥ずかしながら掲載してみる。→クリック♪←

（12/18）CM「知ってました？夜の漏れって、お尻の谷間を伝って転々と漏れるんです。」、知るかっ！

（12/17）前月このコーナーで宣言した節酒だが、やはり無理だった。先日また記憶を失ってしまった。翌朝おそるおそる一緒に呑んだ女性に電話すると、私も覚えてないのよ。しかしデジカメには全く記憶のない画像（ツーショットでピースサインなんてしてる）が残っていたりで恥ずかしさと申し訳なさで頭が痛かった。あの晩に失ったものは大きい。

(12/14)5時から7時までアクセスでデータを整理していた。ふう、と手を止め、目を休めていたら、突然パソコンが終了し、2時間分の作業が水泡と帰した。ああ、たまに真面目に仕事をするとこれだ。

(12/12)60人ほどの職場の忘年会。半分の人には賞品が当たる恒例のビンゴ大会で3年連続のハズレ。早々リーチ宣言をしたのにビンゴせず、立ちっぱなしの辱め。これでは軸だけ当たる馬券と同じじゃないか。現金争奪ジャンケン大会もベスト8で敗退。後から顔が一人だけ真剣で怖かったとみんなから言われた。

(12/11)健康診断の結果が届いた。握力や体前屈など簡単な体力測定もやったのだが私の体力年齢は47歳だという。昨年が50歳以上だったので多少若返っただろうか。同い年の人に尋ねるとなんと18歳の肉体だと書いてあるではないか。さすがは国民栄誉賞高橋尚子と同じ合宿に参加したことのあるアスリートである。うちの職場にはすごい人がたくさんいるもんだ。

（12/10）「紅白歌合戦初出場の錦織健は高校のOBなんです、面識はないですけど」、と芸能界話をよくする元東大アイドル研究会の方に自慢したところ、「ああ、あの人は私のボイストレーニングの先生でした」と返り討ちにあった。

（12/9）「いたさん、そろそろ結婚の予定はないの」とラフィアン仲間の明人さんから聞かれる。「なーに言ってるんですか。私の有森也実ご覧になってるでしょ」と答えると「彼女いないって言ってた奴が今年5人も結婚したんだよ」と言う。うーん、私なんて彼女ができたら嬉しくてそこらじゅう触れ回るぞ。内緒にしときます、とでも答えればいいものを、「ホントに彼女さえいないんです」と強調するときの哀しさといったらない。

（12/8）ボーナスが出たので今日はココイチでビーフカレーを食べた。いつもポークカレーなのでちょっとリッチな気分。競馬場では押さえで平気で500円買い足したりするのに、ラーメン屋でチャーシューメンは200円高いしなあ、と普通のラーメンにしたり、300円の週刊誌を立ち読みしたり、ピッチで番号見ながらテレカで電話する。こういう金銭感覚、共感してもらえないだろうか。

(12/6)男の部屋なんてそんなもんでしょ、という感想をたくさんいただいたのでみなさんの部屋をのぞいてみたくなりました。自分の部屋や彼氏の部屋の写真を募集します。2人以上いただいたら独立してページ作ります。メールに画像添付でどうぞ。

(12/6)コの字のカウンターの角に座って日替ランチを食べていた。直角隣りの席の女性2人が深刻そうに話しこんでいる。どうやら若いコを40歳くらいの女性（上司か先生？）を説得しているようだ。「長い人生なんだから」「でも今の私にはこの3ヶ月が・・・」なんてやりとりが小声で続き、しまいには女のコがしくしく泣き出してしまった。うーん、昼間から彼女は何を悩んでいたんだろう。

(12/4)「もしもし、静代ですけど」女性から電話。勝手に喋り始めたからそのまま話そうかとも思ったが、間違いですよ、と教えてあげた。あと30歳くらい若い声だったらなあ。

(12/3)おっはー、ワタシ的には今日のラグビー早明戦を観に行ってこそ森総理だったのになあ。せっかく早稲田が久々に勝ったのにパラパラ空席も目だったらしい。流行語大賞、昨年の「ブッチホン」より有名になった「イット革命」の受賞者は自分だと思っていたのに声がかからなかったのがめっちゃ悔しくて、「そんなに私のことが嫌いですか」と十七歳みたいにキレかかっていたのかもしれない。彼の脳味噌は最高でサル、最低ならサメなみだと思う。

（12/3）最近、部屋が散らかっていて何もやる気がおきない。帰宅してネットサーフィンして終わりってかんじで全く生産性のない生活が続いている。週末は競馬に行くことが多いし、片付ける気力もなくなってきた。このコーナーに書くようなおもしろいこともない。しかし、それでは日に100ヒット近く頂いているのに失礼なので部屋の画像を恥を忍んで掲載してみる。是非、感想を聞かせてほしい。「机の上」「散乱」。こうして見るとほんと散らかっている。（ついでにYAMAさんのプロ野球順位予想大会で優勝していただいた賞品もリンク掲載）