【パドック】

８レース終了後にBINさん、HAGINO TOP BOYさん、いたさんと落ち合うことができました。みなさんまだまだ期待が大きく、「これがクラシック最終便(^^;」だの景気のいい話もでてましたが、本音は「来月、保険料の支払があるから、ここでなんとか」だったかもしれません。(^^;;

そうこうしているうちに、カイザー登場。

今回は前回のように入れ込むこともなく、割と落着いて周回することができました。このあたりも一叩きの効果なんでしょうね。馬体ですけど、マイナス４キロの４２４キロ。もう少し増えてくれてもいいように思いますが、仕上がりとしてはよかったと思います。まあ、現時点では、この位がいいんでしょう。前回してなかった黒いシャドーロールを、今回から装着してました。

返し馬ですが、全然記憶がないです。前のレースでグリグリ人気で飛んだ安光にすっごいヤジが飛んでたことしか覚えてないッス、さすが笠松(^^;;


【スタート〜道中】

スタートは４コーナーのポケットから。

笠松は３時頃４コーナーがちょうど逆光になる上に、遠くゴール前から見ていたのでよくわかりませんでしたが、全馬いいスタートだったと思います。カイザーの位置は内々の５〜６番手。少頭数で揉まれることもなかったし、いい感じでいけましたが、外からエンプレスがスウーッと行きっぷりよく３番手当りに上がっていったので、「ああ、今日はエンプレスがいいなあ、やっぱり安勝だなあ、これはやられるかもしれないなあ」と思いました。

結局コーナーワークの差でカイザーは４番手辺りと絶好のポジション取りができ、逆にエンプレスは外々を通らされるという気の毒なレースとなりました。カイザーは向う正面でもスムーズに先行３頭を追走。

３コーナーあたりでエンプレスが先に仕掛けて、外から先頭集団に並びかけましたがカイザーも手応えよく上がって行くことでき、この辺りでは勝ち負けと思いました。ただ、前走も同じような展開で最後伸び切れませんでしたから、脚が残っているかどうかが心配でした。

【直線】

４コーナーを回ったところで、実はカイザー応援団の多くが彼を見失ってます(^^;;

距離がある（勿論、ターフビジョンなんて洒落たものはございません）上に逆光で、赤い帽子とピンクの帽子の区別がつかないんですよね。勝負服も同じだし。

しかし、光の関係でちょっと霞がかった中から、赤い帽子に黒いシャドーロールが内々を抜け出してくるではないですか！いやもう、思わず「カイザー！」って叫んじゃいました。

抜け出してからは全く危なげなく、吉田騎手も後ろを振り返る余裕を見せて、堂々先頭でゴールイン。やったーと思ってBINさんに握手しようと手を差し出してたら、ひと呼吸置いてHAGINO TOP BOYさんが「勝った勝った！」って絶叫して表彰台の方へ飛んでいってしまいました〜(^^;その気持ち、よくわかるなあ。

ちなみに、表彰式で厩務員さんを見たら、ジャックの担当の方でした。本当にお世話になります、足を向けて寝られないです。それから、カイザー１頭のために２回も笠松に遠征してくれた名古屋の吉田騎手にも感謝感謝です。

【感想】

期待の大きかったカイザーが、ようやく目を覚ましてくれたレースでした。

勝つまでだいぶ時間がかかりましたけど、ダートで強いところを見せてくれたことで、芝に変わればもっと走れるのではないか、と期待せずにはいられません。

それにしても、休養が本当にいい方向に出ました｡函館でのレースっぷりからは考えられない内容です。比べるのもおこがましいけど、去年、テイエムオペラオーが休養〜再スタートから一気にＧ１ホースになったようになってくれないかなあと思います。

追伸

これで小生の通算２勝めですが、いずれも３枠３番。

う〜ん、これから毎回３枠３番に入らないかな。(^^)

ご本人の承諾を得てニフティの会議室から転載させてもらいました。